大阪の司法書士事務所ともえみの山口良里子です。
近年、急増中の「死後離婚」。
ともえみでも、沢山の方のご相談をお受けしています。
ただ、よくよくお話を聴いてみると「死後離婚したい!」ということではなく
- 将来の夫の親や兄弟の介護の不安
- 夫の親と同居しているが相続の時に揉めないか心配
- このまま自分だけが、義理の親きょうだいに尽くして報われるのかという不満
そんな、不安や心配。そして、「嫁の責任」を一生懸命果たそうとするからこその不満。
「死後離婚という道しかないのでは?」と、思い悩まれてご相談に来られる方が多いように感じます。
しかし、実は、ともえみにご相談いただいて実際に「姻族関係終了届」まで提出された例は過去1例だけ。
それ以外の方は、親世代が元気なうちに「死後離婚対策」をされてておくことでお悩みを解決されています。
死後離婚対策とは?~死後離婚にならないための生前対策~
死後離婚対策とは「死後離婚にならないための生前対策」すなわち、夫の親族と縁切りしなくてもいいよう生前対策をしておく、あるいはしてもらっておくことです。
具体的には、義理の親・きょうだいが元気なうちに遺言や家族信託、死後事務委任、任意後見などの、法律の制度を使って「生前対策」を実行しておくこと。
子ども世代にとっては、
親や義理きょうだいの「介護」「葬儀」「お墓」について、一手に担わないといけないといった大きすぎる負担や、それによるトラブルに巻き込まれるかもしれないという不安を解消するメリットがあります。
親世代にとっては、
家族関係や自分の築いた財産について整理整頓し、残された人に思わぬ負担をかけないようにしておくことで、より自分らしい人生を送ることができるというメリットがあります。
死後離婚対策というのは、「親子で行う終活」と言えるのかもしれません。
ともえみでは、これまで、様々な「死後離婚対策」~死後離婚にならないための生前対策~のお手伝いをしてきました。
その一例を記事にしましたので、参考にしていただければ幸いです。
【解決事例】死後離婚に悩み、「死後離婚しない選択」をした妻たちがしていたこと。5つのケース
(ケース1)
夫亡き後、同居の義母の面倒は?〜死後離婚をせずに円満解決!~花子さんのケース~
(ケース2)
夫の兄の面倒、夫の死後は誰がみる?死後離婚で縁を切るしかない?~エミ子さんのケース~
(ケース3)
ガンで余命宣告!妻と子ども、両親が安心して暮らせる生前対策~トモ子さんのケース~
(ケース4)
両親が元気なうちに家族会議を!〜死後離婚を防ぎ、いつまでも仲良く暮らす~長男の嫁A子さんのケース〜
(ケース5)
死後離婚を選ばなかった長男の嫁の心配事〜夫の死後も義母と同居するB子さんのケース〜
このほかにも、たくさんの方の相続に関するお悩みの解決、生前対策のお手伝いに携わってきました。
生前対策の方法は家族によって様々です。
それぞれのご家族、お一人おひとりにピッタリの解決策がきっと見つかります。
初回のご相談は無料です。お気軽にお電話ください。
■NHKあさイチ出演☆感謝
親の介護と遺産トラブルによる「死後離婚」を防ぎたい
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