皆様こんにちは。
日も短くなって、秋の深まりを日に日に感じています。
今日は、実家の始末についてのご相談です。
・・・・・・・・・・ご相談者様の家族関係・・・・・・・
【愛着のある実家をこのまま維持したい!】
大阪市内で会社員をしているA男さん。
家族で大阪市内に住んでいます。
お母さんが、和歌山の実家で一人暮らしをしています。
お母さんは高齢になってきましたが、元気で毎日、畑仕事をしています。
A男さんは月に一度は、実家に様子を見に行っています。
お母さんは常々、「私が生きている間はずっとこの家にいる」と言います。
A男さんも実家に愛着があるので、実家はこのまま維持するつもりです。
ある日、お母さんが畑の帰りに転倒して骨折し、入院してしまいました。
3か月後にはそのまま、帰らぬ人となってしまいました。
【不動産の維持には大変な労力と費用がかかります!】
A男さんは悲しみに暮れていましたが、近所の人から「畑の草を刈ってくれないと困る」と電話がありました。A男さんは、慌てて和歌山に帰り、草刈りをしました。
次は、「家の塀が倒れそうになっていて危ないから、修理してくれ」と、近所の方から電話がありました。A男さんはすぐに、修理業者を頼みました。
空家から出火して、近所に延焼したというニュースを見るたびに、A男さんはドキリとしました。
そんなことが3年ほど続き、A男さんもこんなことは続けていられないと思うようになりました。家族からも、出費が続くことに不満が出てくるようになりました。
【売るの?貸すの?維持するの?】
そこで、A男さんはともえみに相談にみえました。
A男さんは、実家には思い入れがあるので、できる限り維持したいとのご希望でした。
ともえみではまず、実家の始末の方法についてシミュレーションをすることをお勧めしました。
このまま維持し続けた場合のメリット・デメリットと、その維持費用はいくら位になるのか?
もしくは、貸したり、売ったりすることはできるか?また、その時の金額はいくら位になるのか?
などを調査し、A男さんにお伝えしました。
A男さんは、シミュレーション結果を自宅に持ち帰り、どうすれば、A男さんが損をしないか?A男さん含め、家族が一番納得できる方法はどれか?を話し合いました。
話合いの結果、実家を賃貸に出し、畑は近所の人に売却することになりました。
賃貸に出した家賃と畑の売却代金から、家の維持費も捻出できるようになりました。
なにより、愛着のある実家を残せたことをA男さんは喜ばれました。
実家の始末について、頭を悩ませている方も多いと思います。
ともえみでは、数々のご相談の実績があります。
・親が生きているうちに、始末をした方がいいのか?
・親の希望と、子供たちの希望が、違う
・そもそも、売ったり貸したりすることができるのか?
・売ったり貸したりする以外に、もっと良い方法はないのか?
少しでもきになる事がありましたら、ぜひ一度、ともえみの無料相談にお申し込みください。