「生き別れの子供に財産をのこしたい!」    ~60年間会っていない娘に遺産を相続させられるか?~

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栗やサツマイモ、秋の味覚が美味しい時期ですね。
みなさんの秋の味覚といえば、なんでしょうか?

 

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さて、今回は、「生き別れた子供」と相続です。

 

事例でご紹介しましょう。

 

A男さんは、28才の時に離婚しました。
5才になる娘がいましたが、妻が引き取りました。

それから、60年間、88歳で亡くなるまで娘さんとは会えませんでした。

A男さんの口癖は

「何もしてやれなかったから、私の財産は娘に渡したい」

です。多額の保険にも入り、受取人をその娘にしました。
しかし、重大な問題がありました。
A男さんは、娘さんの住所や連絡先を知らないのです!

 


心配になって、保険会社の担当者に、
「娘とは60年近くあっていない。住所も連絡先もわからないけど大丈夫か?」
と聞きました。

保険会社の担当者は、
「受取人に娘さんと指定されているので、きちんとお渡しできますよ。」
とニッコリ笑うばかり。

 

「おひとりさまの自分にもしものことがあった時に、
一体、誰が、娘を探し出して、娘に私の財産を引き継いでくれるのか・・・・」
心配になったA男さんは、娘さんの行方を調べたいと思うようになりました。
市役所の法律相談で相談すると、担当の弁護士さんに
「遺言書を書くように」と勧められました。

 

娘さんの行方を知りたいだけだと、何度伝えても、
「争いがあるので遺言を書きなさい」
の一点張り。

 

唯一の相続人である娘さんへ、保険や遺産を届けたいだけという気持ちは、
全く伝わりませんでした。

諦めかけていたところ、ともえみのセミナーに出たのをきっかけに、
ともえみに、一か八かで相談することにしました。
そうすると、
「まず、相続人さんが生きているか死んでいるか、調査してみましょう!」
と言ってくれました!

 

約1か月後、調査結果が出て、娘さんが結婚して元気に暮らしていることがわかりました。
A男さんは、
「元気で暮らしている娘を驚かせたくない。」
「自分が死んだら、遺産を娘に届けてほしい」
と、ともえみに気持ちを伝えました。

 

ともえみから、このまま、何もしないと誰も娘さんに遺産を届けてはくれないので、
次のようにしてはどうかと、アドバイスをもらいました。

① 遺言書を作る。
② 遺言執行者をともえみに指定する。
③ 遺言書をともえみに保管させる。

そうしておくと、他界後、ともえみがA男さんの代わりに、
娘さんへ、A男さんの気持ちと遺産を届けることができるのです。

 

A男さんは、遺言執行者にともえみを指定した遺言書を作成し、今夏、亡くなられました。
遺言を作っていたおかげで、スムーズに財産を娘さんに引き継ぐことができました。

当初、ともえみから、娘さんへご連絡したときは、60年あったこともない父の連絡に、大変驚かれた様子でした。

ともえみから、A男さんの気持ちをお伝えしたところ、娘さんは葬式にも列席され、最後のお別れも出来ました。

 

60年間会った事のなかったお父様の気持ちを受け取られ、とても喜んでいただくことができました。

ともえみで、家のお片付けを終え、お写真など形見の品をお渡しした際には、

「生前に一度くらいお話ししたかった」

と涙を流しておられました。

 

 

◎ 生き別れの子供に遺産を届けたい
◎ 自分の死後にきちんと遺産を届けたい
◎ 自分の気持ちを伝えたい
◎ 自分が死んだあと、誰にも迷惑をかけず、遺産を渡して喜んでもらいたい

 

 

こんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ、ともえみまでご相談ください。

ともえみは、たくさんのおひとりさま支援の実績があります。

たくさんの事例で、みなさまにぴったりの解決策をご提案します。

お待ちしています。

 

 

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****おひとりさまとは???***

*独身    *1人暮らし   *兄弟はいるが、みんな高齢

*近くに頼れる家族がいない  *面倒をみてくれるのが、甥や姪

*頼りになる友人はいるが、お金は預けられない