みなさま、こんにちは！
司法書士事務所ともえみの井上です。
朝晩は少し涼しい時間帯も増えてきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ともえみでは「相続した家を売却したい」というご相談をよくいただきます。
しかし、不動産を売却するには、まずその不動産についている「抵当権」を抹消しておかないといけません！抵当権とは、お金を借りる際の担保として不動産に設定するものです。
住宅ローンを組む際によく利用されます。
本日はそんな【困った抵当権】シリーズ第一弾として、「抵当権が消せなくて困った」という事例２つをご紹介します！
【①住宅ローンを借りていた銀行がなくなった！】
５年前、住宅ローンを完済しました。
銀行から「抵当権抹消書類一式」が送られてきましたが、手続するのを忘れていました。
その間に銀行が合併されて、元の銀行がなくなりました。抵当権の抹消はできますか？
★６０代 Ｙさん 男性
Yさん、ありがとうございます！
住宅ローンを完済すると間もなく、金融機関から「抵当権抹消に関するお知らせ」等の案内とともに、
抵当権の抹消に必要な書類が送られてきます。
例）銀行の委任状、抵当権解除証書、抵当権設定契約書etc…
そこには、「銀行名」「本店」「代表者名」「銀行の認印」等が記載されています。
銀行が合併されて「銀行名」も「本店」も何もかも変わってしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。
【なくなってしまった銀行は今どこに？！調査と証明が必要です！】
このような場合は、まず元の銀行が今どうなっているのか、を調査する必要があります。
次に、合併後の現在の銀行に連絡をします。
そして、元の銀行と現在の銀行との繋がりを証明する書類や抵当権抹消書類を再発行してもらう必要があります。
最近は、銀行の統廃合が進んでいるため抹消手続きをしないまま放っておくと、
Yさんのような事態になり、困っている方が増えています。
【②銀行の頭取（社長）が変わってしまい、もういない！】
今年の４月に住宅ローンを完済し、銀行から「抵当権抹消書類一式」をもらいました。
仕事が忙しかったので、８月の夏季休暇あたりに手続しようと思っていました。
そうこうするうちに、銀行の株主総会があり頭取がやめてしまったようです。
今の頭取は、私が住宅ローンを完済した時とは、全く別の人。どうしたらいいでしょうか？
★５０代 Mさん 男性
Mさん、ありがとうございます！
抵当権抹消の書類を受け取ったあと、登記手続きをする前に代表者が変わってしまうことはよくあります。特に株主総会の集中する６月を挟むと尚更です。
Mさんのように、住宅ローンを完済されて銀行から抹消書類を発行してもらったが、
「その時の社長がもういない！」という方からのご相談も多いです。
【やめてしまった元頭取（社長）に権限はある？！調査と証明が必要です！】
まずは、この書類が使えるのかどうかを調査する必要があります。
具体的には、前の頭取が権限を持っていた期間、今の頭取が誰なのか、を調査します。
そして、それらを法務局へ証明するために登記申請書にきちんと記載していきます。
【抵当権抹消登記は、早めのお手続きをオススメします！】
抵当権抹消登記に期限はありませんが、放っておくとどんどん手間が増えてしまいます！
「たかが抵当権、いつでもできる」と思わずに、できるだけ早く『ともえみ』へご依頼ください。
ラクラク面倒なし☆お申込みだけで全て代行いたします。
また、今しておかないと将来…
売りたいときにすぐ売れない！
子どもたちや次の世代に引き継ぐとき、迷惑がかかる！
こんな問題が起こる可能性もあります。
抵当権抹消登記は、お早めにお手続きください！
【「既に困った抵当権がついている…」そんな場合でも、ともえみにお任せください！】
ともえみでは、様々な困った抵当権抹消登記のご依頼をいただいております。
皆様の大切な不動産のために、迅速丁寧にしっかりサポートさせていただきます！
まずは、お気軽にお電話ください！
□ 住宅ローンを完済した
□ 抵当権抹消登記を忘れていた
□ 銀行から送られてきた抵当権抹消書類をなくしてしまった
□ 相続した不動産に抵当権がついていた
□ 不動産を売りたいが古い抵当権がついたままだ
まずは、お気軽にお電話ください。
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