みなさん、こんにちは!
寒さが一段と厳しくなってきました。
今回は、ともえみでの「おひとりさま支援」の実例をご紹介します。
大阪市内のお住いの女性のA子さん。
大正生まれの90才です。
持家に一人暮らしです。
A子さんの、唯一の身内である姪からの相談でした。
A子さんは、定年まで看護師として勤め上げた、凛とした方です。
A子さんは自宅に一人暮らしで、ゆっくり歩いて1人で病院へ行くこともできます。
けれど、出来ないことも増えてきました。
【A子さんの貯金が全部株式になってる!】
例えば、お金の管理が難しくなりました。
家にお金があったら、盗られない様に、家中に隠して見つけられなくなります。
ある日「お金がない!」というので、自宅へ行って通帳を見せてもらうと、本当にお金がありません。
定年まで勤めてコツコツ貯めたお金がたくさんあったはずなのに、ほとんどなくなっています。
証券会社の営業マンに言われるがまま、ほとんど株式にしてしまっていたのです。
配当があるから、銀行に預けるよりお得だと思って、株式にしてしまったそうです。
しかも、株式の評価が下がっていて、かなり損をしているようです。
これではいざという時のお金が足りません。
他には、家の片づけが出来なくなりました。
全ての生活を居間に敷いた布団の上でしています。
もちろん、宅配のお弁当も布団の上で食べますが、食も進まず、痩せてきました。
他の部屋は、荷物が積み上がり、使えません。
また、身なりにも無頓着になり、髪もぼさぼさです。
【「ずっと自宅にいたい!」】
姪は、安全で衛生的な暮らしをしてもらうために、老人施設への入居をすすめましたが、「ずっと自宅にいる!どこにもいかない!」A子さんは聞き入れません。
また、預金がわずかで、生活費もままならないので、株式を売却するようA子さんに話しても、それも聞き入れません。
姪も、できる限りA子さんの希望に沿った暮らしをさせてあげたいけれど、姪にも家庭がありますし、24時間つきっきりで介護することはできません。
かと言って、このまま、自宅で1人で暮らすには危険ですし、A子さんの健康面にも良くありません。
ヘルパーさんも、平日は毎日来てくれていますが、1日1時間だけです。
姪は困って、ともえみに相談をいただきました。
そこで、ともえみは、裁判所に成年後見人選任の申立をしました。
【A子さんの本当の気持ち】
裁判所と医師の判断により、ともえみは、A子さんの成年後見人になりました。
ともえみは、A子さんの自宅に何度も通って、A子さんのこれからの暮らしについて何度もお話をしました。
よくよく、お話しをすると、A子さんの本心は次のようでした。
「自宅で暮らしたいけれど、姪に心配をかけたくない」
「今まで気楽な一人暮らしをしていたのに、施設での暮らしになじめるか不安」
「きれいに片付いた部屋で、清潔に暮らしたいけれど、自分でそれが出来ず悔しい」
「株式は、証券会社の営業マンが親切にしてくれたから、売ってしまうのは申し訳ない」
そこで、ともえみでは、まず、A子さんの健康を一番に考え、老人施設への入居をすすめました。
A子さんの希望を組んで、自宅から歩いて1分の老人施設を選びました。
そちらで、試しに、2泊3日の体験入居をA子さんにしてもらいました。
【昔の凛としたA子さんに戻りました!】
A子さんは「想像していたのとは違って、とても良かった!気の合う人もいたので、しばらくここにいる」
と言ってくれました。
続いて、ともえみは後見人として株式を売却しました。
これで、A子さんの生活費に困ることはありません。
いま、A子さんは見違えるように、きれいになりました。
毎日、清潔な服に着替え、髪もきれいに整えています。
体調も安定し、少しふっくらされました。
姪が施設に遊びにいくと、手を振って笑顔で迎えてくれます。
【家族が笑顔になる介護のお手伝いをします】
介護が必要な方がいるご家庭では、家庭内で、負担や心労を抱え込んでしまわれる方が多くいらっしゃいます。家族が疲弊して倒れてしまっては元も子もありません。
第3者に頼めることは頼んで、できるだけ家族の負担は減らしましょう。
家族が笑顔になると、介護を受ける方も自然と笑顔になります。
ともえみでは、おひとりさまや高齢者の方をご支援してきた、たくさんの実績があります。
・一人暮らしの高齢の親戚がいる。
・一人暮らしの高齢の親がいる。
・両親が二人で住んでいるが、二人とも高齢だ。
・家族が、近所の人の生活の面倒をみているが、あとでトラブルにならないか心配だ。
一つでも気になる点がありましたら、ぜひ一度、ともえみの無料相談にお申し込みください。
≪ともえみの人気サービス≫
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****おひとりさまとは???***
*独身 *1人暮らし *兄弟はいるが、みんな高齢
*近くに頼れる家族がいない
*面倒をみてくれるのが、甥や姪
*頼りになる友人はいるが、お金は預けられない
*子供はいるけど、1人でがんばりたい。迷惑をかけたくない
*子供や兄弟と折り合いが悪いので、何も頼みたくない