「家族信託」~損しない相続対策最前線②~

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こんにちは!

アッと言う間に今年もあとわずかとなりました。

 

引き続き、家族信託の事例です。

 

 

【良くある事例】

息子さんは、お父さんを自分の家のひきとりました。
息子さんは、お父さんを自分の家のひきとりました。

 

 

息子の和夫さんは、一人暮らしのお父さんを自分の家に引き取りました。

お父さんの家が空き家になりますが、お父さんは、今は売るつもりはありません。

いずれ、介護費用でお金が足りなくなったときに、売ってほしいと言います。

和夫さんも、お父さんの想いを尊重して、そのつもりでいます。

 

 

3年後、お父さんが寝たきりになり、施設に入ることになりました。

貯金が足りないので、お父さんの家を売ることになりました。

ところが、お父さんはそのとき認知症を発症し、判断能力が低下していました。

 

知り合いの不動産屋さんに聞くと、

「このままでは、家を売ることはできない。

家庭裁判所で法定後見人を選任しなければいけない。」

と言われました。

家庭裁判所で後見人が選ばれると、後見人がお父さんの不動産を売却してくれます。

お金の管理もしてくれます。

けれど、お父さんが死ぬまで後見人が就くことになります。

いままで、お父さんの面倒をしっかり見ていた和夫さんは少し寂しいような、がっかりしたような気持になりました。

 

また近年は、親族が後見人に選ばれにくくなっています。

また、選ばれたとしても、監督人が別に選ばれるケースが増えています。

監督人の費用は、ひと月あたり¥3万円くらいになる方が多いようです。

ひとつき3万円だと、1年で36万円。10年だと360万円の出費になります。

 

和夫さんは、どうしておけばよかったのでしょうか?

 

 

【家族信託とは?】

家族信託とは
家族信託とは

 

対策として「家族信託」が有効な手段となります。

 

家族信託とは、家をお父さんの持ち物もままにして、息子さんがタイミングを見計らって売却や賃貸・管理を行えるようにする制度のことです。この制度を利用すれば贈与税もかかりません。

ともえみでは、お父さんと息子さんの意向を基に、ご家庭にあった特別な「家族信託契約」という契約を作成していきます。

 

引き続き、ともえみで家の信託登記をした後に、息子さんがタイミングをみて売却しました。

信託財産の管理運用を含め、ともえみではここまで全てサポートさせていただきました。

 

 

我が家の場合は、どんな家族信託ができるのか?

そもそも、家族信託が我が家にとって一番いいのか?

他にもっといい方法はないのか?

それぞれのご家庭のご事情に応じて、オーダーメードでご提案・実行・運用をサポートします。

 

 

ともえみでは、たくさんのご相談実績があります。

すこしでも、家族信託にご興味がありましたら、どんなことでも構いません。

ぜひ、ともえみまでご相談ください。

みなさまのお電話お待ちしています。

 

 

 

家族信託について詳しくご覧になりたい方はこちら

https://www.tomoemi.co.jp/kazokushintaku/

 

実家の片付けサポートについて詳しくご覧になりたい方はこちら

https://www.tomoemi.co.jp/kazokushintaku/page-320