【実録】ともえみスタッフの父の安心を実現した!~家族信託の準備と契約の裏側~

前回の記事では、母の死をきっかけに父が家族信託に興味を持ち
先生との面談を通して安心感を得たことをお話ししました。

(↓前回の記事はこちら)

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今回は、その後の手続きの流れや
家族の気持ちの変化についてお伝えします。

 

具体的な手続きの開始

先生との面談後、私たちは実際に家族信託を
進めるための準備に取りかかりました。

まず、父の財産を整理し
どのように信託契約を組むのが最適かを話し合いました。

父自身も「家族信託で何ができるのか」をより深く理解し、
財産管理の方針を決めることができました。

手続きの中で大事だったのは

  • ◎どの財産を信託の対象とするか
    ◎受託者(信託を管理する人)を誰にするか
    ◎どのタイミングで信託を開始するか

といった点です。

父は最初
「自分の財産を子どもたちに取られてしまうのでは!?」
ということに不安を感じていましたが
先生の説明を受けることで、財産を奪われるものではなく
あくまで管理の仕組みだと納得してくれました。

父の全財産を子どもが管理するのではなく
必要なものだけを預かります。

日常の口座はこれまで通り父自身が管理し
自由に使えるため
安心して好きなときに飲みに行けると喜んでいます。

 

 

検討後の契約書読み合わせ

信託契約書の案文を作成してもらい
先生と読み合わせを行いました。

実務では
何度も信託契約書を目の当たりにしている
私ですが、実際にわが家のこととなると
こまかいところまで気になります。

また、法律用語が書かれてあるので
ふだん目にしない人には
とても難しいものです。

その1つ1つを説明してもらい
父も姉も納得のいく
ものになりました。

いつもは当たり前に感じていたことも
“お客様の立場”になることで
お客様の『本当にともえみさんに頼んでよかった!』
という言葉の意味を改めて実感しました。

 

 

父の心境の変化

手続きを進めるにつれ
父の表情も変わっていきました。

最初は「本当に大丈夫なのか?」
と疑っていた父ですが
契約内容を具体的に決める過程で
安心感が増していったようです。

「これで財産の管理をどうするか悩まずに済むし
 お前たちにも迷惑をかけずに済むな」と
前向きな気持ちを持つようになりました。

受験生を抱える姉も
子育てや仕事に追われる毎日を過ごしていましたが
父のことが一段落し、ほっとした表情を見せていました。

 

家族信託を考えている方へ

家族信託は
「特別な人だけの制度」
と思われがちですが

実際には
「財産をどう管理し、家族に負担をかけないか」
を考えるための大切な制度です。

今回の経験を通じて
家族信託が「父の安心」だけでなく
「私たち家族の安心」にもつながることを
改めて感じました。

また、普段から司法書士と共に手続きを行い
仕組みを理解しているつもりでしたが
いざわが家のこととなると、想像以上に大変でした。

悩んでいるだけでは何も解決しない
知っているだけでは不十分。
実際に行動に移すことの
難しさを思い知らされました。

同じように親の将来に不安を感じている方は
一度専門家に相談してみるのも良いかもしれません。

次回はいよいよ、公証役場での調印式です。

またレポートしますので
お楽しみに!

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